嵐、井ノ原&綾瀬の司会は「アットホーム」 SWコラボでライトセーバーに興奮
アイドルグループの嵐が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第66回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後、23時過ぎという深夜にもかかわらず、囲み取材に応じた。
昨年まで白組の司会だった嵐だが、松本潤は「全然違う」と即答。相葉雅紀は、初めて「食堂でご飯を食べました」と、スケジュールが大きく変化したことを語った。
今年の白組司会は、事務所の先輩であるV6の井ノ原快彦。司会者との面談で、松本は「温かかった」と印象を述べ、櫻井翔は「(紅組司会の)綾瀬(はるか)さんも含め、すごいアットホームな空気感の中進んだので、その空気感が、本番も出るんじゃないかなという感じがしますね」と期待を語った。
この面談では、綾瀬が2013年にともに司会を担当した嵐に「私、失敗しませんでしたよね?」としきりに確認してきたといい、嵐は「今回も大丈夫だと思いますよ」となだめていたそうだ。
今回、嵐は映画『スター・ウォーズ』とのコラボレーション企画にも出演。櫻井は「ライトセーバーを振れるとは思ってなかったですね」と興奮。物理的な重さというよりも、精神的な重さで「落とせないし、壊せない」と緊張の様子を明かした。
松本は、まさかメインテーマで踊れるとは思っていなかったそうで、「スター・ウォーズ公認でコラボレーションできるのは、すごくうれしいですね」と喜びを伝えた。
また、メンバーはそれぞれ今年を振り返り、松本は「いろんなジャニーズの先輩後輩と一緒にお仕事の場で過ごすことが多かったのが印象的」と感想。すると相葉も「ジャニーズの先輩後輩と、一緒によく居れた…」と言い出し、松本は慌てて「聞いてました? 全く同じこと言ったんですけど」と突っ込みを入れた。
さらに、大野智も「ジャニーズの先輩後輩がこんなにコンサートに来てくれたり、出てくれることはなかった」と畳みかけ、「『あぁいいなぁジャニーズって』と今年一番思いましたね」と余韻に浸っていた。
二宮和也は、宮城でのコンサートが「今年を象徴する」と述懐。櫻井は、今回のスター・ウォーズをはじめ、布袋寅泰など、ジャニーズ以外とのコラボレーションが多かったと振り返り、「人とのつながりを感じる1年でした」と総括した。
【紅白リハ】嵐“異例”の深夜会見で報道陣気遣う「遅くにありがとうございます」
■『第66回紅白歌合戦』リハーサル初日(29日、東京・渋谷 NHKホール)
リハーサルのラストを飾った人気グループ・嵐が会見場に姿を見せたのは午後11時過ぎ。『スター・ウォーズ』とのコラボレーションで魅せるステージは念入りなリハーサルが重ねられ、待ち構えていた報道陣から「史上最遅じゃないですか?」と声をかけられた松本潤は「遅くにありがとうございます。こんな時間あります? すみません」と苦笑しながら気遣いをみせた。
今年は司会ではなく、いちアーティストとしての出場だけに「全然違う」という櫻井翔。松本は「今までだと午前中にホールに入って、出場歌手の皆さんと面談していたのですがその時間帯はきょう、紅白やカウントダウンコンサートの振り付けの練習をしていたので時間の流れが去年までと全然違う」と実感。相葉雅紀は「今まではできなかったので食堂に行ってご飯を食べました」と満喫した様子で振り返った。
白組初司会を務める井ノ原快彦との面談では相葉いわく「落ち着くと言われた」。司会としては“先輩”となるが櫻井は「先日、マッチさん(近藤真彦)さんのコンサートでお話した時、『台本届いたら連絡するわ』と言われましたが、今のところ連絡がないのでなにも心配はないんだと思う」と笑わせつつ「でも同じ事務所の仲間なので井ノ原くんが司会だとリラックスできる」と信頼を寄せた。
松本潤「去年とは違う時間の流れです」/紅白リハ
昨年まで5年連続で司会を務めた嵐は、違った雰囲気で紅白を味わっているようだ。
松本潤(32)は、「今までだと午前中に会場に入って、出演者と面談したりするんですけど、今日はその時間に振り付けを練習したり、リハーサルをしたり、去年とは違う時間の流れです」。相葉雅紀(33)は「(NHKの)食堂に行ってご飯食べました。今まではそんなことはなかったので」と笑わせた。
今年の司会は、先輩の井ノ原快彦(39)が務めるが、櫻井翔(33)は「マッチさんのコンサートで(井ノ原と)お会いしたときに話をして、何かあったら連絡すると言っていたんですけど、今のところないので大丈夫なんだと思います」。またおととしは、今年司会の綾瀬はるか(30)ともタッグを組んでいたが、松本は「綾瀬さんはしきりに、『僕たちの時は失敗してませんでしたよね?』と聞いてきましたので、大丈夫じゃないですかという話をしました」とエピソードを明かした。