監督のラジオ聞かせていただきました!!!
一番聞きたかった試写の感想を紹介してくれて!!!!
はー。ますます待ちきれないんだけど・・・・°・(ノД`)・°・
10月・・・・°・(ノД`)・°・ 早く・・・・°・(ノД`)・°・
で、主題歌は謎の女の子。ってことですね。笑
月刊行定勲(8/4放送)
松本潤くんのファンの方からメールがきて、監督早口で筆記するのが大変とw
監督誕生日(8/3)は、49歳になって撮影してました。
長野県の霧ヶ峰で。PVの撮影。言っていいのかなぁ。ナラタージュ絡みの主題歌があって、
野田洋二郎くんが作詞作曲した「adieu」さんっていう女の子がデビューするんですけど、それのPVを撮ると。「adieu」は覆面なんですよね。誰だか教えない。謎の。教えないけど撮ったw
霧ヶ峰の風景の中にadieuがいて、演出を施して、誰?って。分からないようにwだからすんごい大変でした。
ナラタージュの主題歌なんで、雨がすごくキーワード。湿度も高いから霧も出るわけだし、その中で撮影して、感慨深った。1年前はそういや、ケーキもらったなーって。
松潤とかがブルーのケーキをね、スタッフと用意してくれて、ちょうど1年前。富山でどしゃぶりのシーン。
一番キーになってるシーンです。ここが一番正念場。
で、ぼくが一番最もこの二人が非常に重要な表情をする。ポツポツと会話を交わすんだけども、雨の印象的なシーンを撮らなければいけない日なのに、ピリピリした中で、「おめでとー!」ってしてくれる松本くんや架純ちゃんがいて、ちょっと救われる部分もあるんですよ。
今ちょうどナラタージュが完成してちょうど試写をやってる。今色んな方に観ていただいてて。
それがねぇ。もう試写会が入りきらなくて、「申し訳ないです。すいません!」って、「もう満員なんで。」って言って、一応お断りしてる状態なんです。入れない人たちは。ギリギリで来られて。ほんとにすいません。ってありがたいことに。
みんなこんなに長文で知り合いたちが感想を書いてくれるんです。
芥川賞作家の柴崎友香さんは、
「とても動揺する映画だった。人が人を好きになる誰かを思うことは、どうしてこんなにどうしようもないことなんだろうかと観てる間中思わずにはいられませんでした。3人(松本潤くん、有村架純ちゃん、坂口健太郎くん)のやりとりの表情がすごく生々しく、観終わった後、その切なさがどうしようもなく、今でも何度も思い出してます。」
なんかね、余韻を引きずると、僕の師匠の岩井俊二さんも観てくれて、彼は
「エロスなんだけど、エロスというよりは、タナトスに近い世界。」と。
まあ、愛の話というよりは、死に近い。世界の果てにいるような、この3人の物語である。
岩井さんもこの後余韻をちょっと楽しみたいと思う。って書いてくれたりとか。
佐藤信介監督も
「最近なんか映画そのものの良さとかそういうの実感できる映画に出会えてなかったなと思ってたら、この映画を観てて痛感したと。これだよ映画の良さ」って言ってくださって。
「この映画はその瞬間に溢れていた。」と。
彼(佐藤監督)は映画「アイアムヒーロー」で有村架純さんとやってて、松本潤くんとも連ドラでやってるんですよ。で、二人とも仕事したことあるんで、二人がもう随所に染み渡る部分がすごくあって、もうどうしようもなさと、セリフの言葉、音、ねっとりとした生々しい声、顔のずしんとした力(表情)、フォーカスアウトの中に想像をを広げる深さ、みたいなものが、そういうとこがすごく映画ってこうだなって感じてくれたと。
僕はどっちかというと、無自覚にそういう風なってるわけですよね。
だから自覚させられる瞬間なんですよね。感想をいただくっていうのは。
でも、真逆もいるんですよ。
でもね、それは、人それぞれですから。恋愛の映画ですから。
僕らはよく言うんです。映画は賛否両論じゃなきゃダメだと。
熊本の復興映画祭でもおなじみのミルクマン斎藤さん。
辛口ですよ~。辛口のミルクマンさんが、
「ナラタージュ拝見しましたよ。欲動の中の火をずっと燻るエロティックな作品。感服しました。松本潤、有村架純、坂口健太郎の三人にとって、今のところ映画の中では代表作と言える作品ではないでしょうか」というふうに書いていただきました。
(あの辛口のミルクマンさんが。すごいね。)
(ミルクマンさんはばっさりいきますからね。)
そうです。僕も何にも言ってくれないときありますw
僕の作品に何も言ってくれないときがある。
何も言わないってことは、知り合いだから、「聞きたい?」ってそういう時は傷つくんで聞きたくないw
そんなもんなんですよ。
でもそれすごく正直だから、だから、役者が今回ね、あの三人が褒められるのがねぇ。ものすごく僕にとっては、一番嬉しい。
特に松本潤、有村架純においてはね、有村さんはこういう表情するんだ。って。本人もすごくきつかったと思うわけ。色々追いこまれて撮ってるわけだから。だからすごいなぁと思うし。
松本くんもよくそのね、僕と最初やろう!と言った時から、非常に彼も完全に分かり合える物語ではない。って言ったんですよ。自分にはあまり触れるものではないと。内容は分かりますよ。と。で、面白いとも思う。客観的には。でも自分がそれを演じられるかどうかっていうのは別と。
そういうちゃんと男気があるんで、作品のためになるかどうかってことを彼は考えてるわけですよね
いやいや、でもこっちは切望してるわけですよ。やろうよ一緒に。可能性あると思うんだよって。
それは何の根拠もないんですよね、俺がそう言おうと、本人ができるかどうか分からない。自分が演じるわけだから。
でもその結果がこう今結実してると思いますよね。
予告篇も評判よくてね。すごくいいって言われる。
あとポスターですね。顔の見えないポスター。
よくあんなポスターをってみんな言いますよ。すごくいいって。
いろんな人から。グラフィックデザイナーの方とかから。いろんな方から。
あのポスターはいいねぇって。
あの表情が。松本くんの横顔と有村さんは顔見えないもんね。
だけどなんかこう欲動みたいなものが確かにミルクマンさんが言うみたいにそういうものがブワーッとこう燃える炎がね、たぎってるのが分かるっていうか、恋愛の。